学長メッセージ

第104回 薬剤師国家試験合格を掴もう

木暮喜久子

~社会が求める薬剤師をめざして~

学校法人 医学アカデミー 薬学ゼミナール 学長
木暮喜久子

 第104回薬剤師国家試験は、薬学教育6年制対応の薬剤師国家試験としては8回目となります。この間、かかりつけ薬剤師や健康サポート薬局など、薬剤師を取り巻く環境は大きく変化し、薬学教育も6年卒業時に必要とされる「薬剤師に求められる10の基本的な資質」に基づいた改訂モデル・コアカリキュラムでの講義が平成27年度から始まっています。薬学教育も薬剤師も、視点は「物から人へ」大きく変わりました。また第101回からの合格基準は、総得点について、平均点や標準偏差を用いた「相対基準」により設定した得点以上であること、必須問題について、全問題への配点の70%以上で、かつ各科目の足切りが30%以上であること、をすべて満たすことになりました。

 さらに、皆さんが受験する第104 回からは、薬剤師には医療人として高い倫理観と使命感が求められることから、薬剤師として選択すべきでない選択肢(禁忌肢)を含む問題が導入されます。すでに医師国家試験で「禁忌肢」が導入されており、定めた得点以上でも「禁忌肢」を一定以上選択した場合不合格になります。薬剤師として、あるべき姿をしっかり学んでおかなければなりません。

 また、平成28 年11 月には、第106 回薬剤師国家試験から用いられる「新しい出題基準」が策定されました。すでに第102 回(平成29年2月)の国家試験でも、「新しい出題基準」を踏まえての問題が出題されています。基礎系・医療系を問わず、知識の丸暗記でなく、内容を理解することが大切で「基礎力」、「考える力」、「応用力」を必要とする問題が多く出題されています。また「実務」や「複合問題」を中心に臨床能力や長期実務実習の成果を意識した「医療現場での実践力」を問う問題が多く、問題解決能力や臨床能力をもつ6年制薬剤師に対する期待を感じさせる出題になっています。第104回の出題傾向に変わりはなく、易しくなることはありません。

 薬剤師国家試験は、チーム医療および地域医療の一員として責任ある行動が取れる薬剤師、臨床的な実践能力を持つ医療人として質の高い薬剤師になるべき資質があるかを見極める試験です。ですから、国家試験は薬剤師になるためにはどうしても通らなければならない通過点です。

 薬ゼミには、皆様を合格に導く沢山のツールがあります。95%以上の受験者にご利用いただいている「青本」、全大学で採用されて、毎回1万人以上の受験者に支持されている「全国統一模擬試験」があります。薬ゼミの教室は、札幌から福岡まで全国で17 教室、また遠方の方や在学生の方々にも的確な指導をするチューターを配し、充実した内容の「オンライン教室」、低学年の方々の基礎科目や苦手科目克服のためのお手伝いをする「リメディアル教室」を含めて19 教室になります。さらに学生思いで、学生目線での講義を展開する170名の熱い気持ちを持った講師陣が合格へのサポートをしていきます。

 薬ゼミは、全力で皆さんの夢、そして願いを叶えるお手伝いをして参ります。