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CBTを受験される皆さんへ

6年制薬学教育では、5年次の臨床実習開始前に、皆さんの知識・技能・態度を評価する全国共用試験が導入されています。
知識の評価にはCBT(Computer Based Testing)を、技能・態度の評価にはOSCE(Objective Structured Clinical Examination)を用います。
CBTはコンピュータで行う多肢選択試験形式で、薬学教育モデル・コア・カリキュラム(以下、コア・カリ)に準拠して出題されます。
薬学ゼミナールのコアカリ重点ポイント集やコアカリマスターは、出題される可能性のあるコア・カリのSBO(到達目標)をすべてカバーしていますので、むらなく勉強することができます。これらの教材を使い、さらに効率的に勉強をすすめてもらうため、「CHECK欄付きSBO重要項目」および勉強法の一言アドバイスを掲載します。復習のツールとして使用していただけると幸いです。

薬学ゼミナール

★SBO重要項目表はこう使おう!

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ゾーン1について重要項目表はこちら

ゾーン1は物理系薬学、化学系薬学、生物系薬学の分野です。
物理系薬学の化学結合や分子間相互作用は、化学系薬学を学ぶ基礎になるのでしっかり身につけましょう。また電離放射線はゾーン3の環境につながりますので基礎事項を把握する必要があります。熱力学は熱力学第一法則や第二法則の特徴をしっかりと理解しておく必要があります。分析化学については、それぞれの分析法を行う目的や利用法に着目しながら勉強をすすめましょう。スペクトル解析については、化学系薬学と併せて確認しましょう。
化学系薬学は化合物の構造や立体などの基礎事項を習得し、化学反応につなげましょう。反応は基質に着目したC4と生成物に着目したC5がありますが、内容が重なっている部分もありますので、まずは基本となるC4を習得しましょう。生薬については、生薬名、基原植物名、基原植物の科名、薬用部位、薬効に分類しながら勉強をすすめてください。
生物系薬学については、生化学で基礎となる栄養素の代謝、ビタミンなどの特徴を学習しましょう。また、分子生物・免疫・微生物は、最新医療や流行の感染症を理解するうえで重要な基礎となります。最新の情報を入手しながら、基礎的な内容もしっかり学びましょう。機能形態学については、各臓器の役割を理解し、疾病を学ぶための基礎作りを行いましょう。

ゾーン2について重要項目表はこちら

ゾーン2は医療薬学を中心とした分野です。
C13は、自律神経系に作用する薬物を中心に、中枢神経系、循環器系、代謝系の薬物の作用機序、適応から学習をすすめてください。
C13-(4)においては、薬の体内での動きについてのADME(吸収・分布・代謝・排泄)の過程が重要となります。また、臨床の現場でも必要となるTDMの分野では、いろいろな薬の特徴を理解することが重要です。線形コンパートメントモデルなどの計算にかかわる分野では公式を理解しておくことが重要です。
C14は、まず代表的な疾患の原因・症状・検査・治療について理解しましょう。また、検査(特に腎・肝機能検査、血圧、血糖値、血清脂質値、赤血球数・Hb・Htなど)については、患者さんの状態を知るために、増減の意味を理解して数値を覚えましょう。
C15は、適切な調剤や服薬指導をするうえで欠かせない分野です。製薬企業・厚生労働省などが発行するものを中心に勉強を進めていきましょう。
C16-(1)においては、粉体の性質や界面活性剤の性質から、反応速度論などの医薬品の安定性まで、幅広い知識が必要となります。
C16-(2)は、各製剤の剤形や試験法など、覚えることが多い分野なので早めに取りかかる必要があります。特に錠剤や注射剤がよく出題されるので、早めに勉強を始めて下さい。

ゾーン3について重要項目表はこちら

ゾーン3は衛生薬学、法規・制度、実務実習事前学習の分野です。
健康と環境では特にC12の「化学物質の生体への影響」がボリュームが多く学習に時間がかかります。その中でも「化学物質の代謝・代謝的活性化」の範囲は苦手な方が多いので、早めに取り掛かりましょう。「化学物質の毒性」では一つ一つの特徴をしっかり覚えましょう。
C11の健康の範囲では、我が国の現状をつかむことが重要です。生活習慣病や我が国での死因、感染症や予防接種など身近な内容からの出題される可能性があります。疾病やその予防対策というように流れを意識してまとめていきましょう。
ヒューマニズム・イントロダクションは、全般的に他分野との重複が多い分野です。薬学の歴史や薬剤師の活動分野は医療全体のバックグラウンドとして理解しましょう。
薬学と社会では法律と制度が重要な位置を占めますので、しっかり理解するとともに、法規・制度が医療現場でどのように活かされているかを確認しましょう。
実務実習事前学習は、薬理や薬物治療、法規など幅広い知識を必要とされる分野です。実習に行く前の基礎知識の確認ですので、問題の難易度は高くないと予想されます。いろいろな科目と結びつけて、幅広く勉強して下さい。

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