ごあいさつ
第110回薬剤師国家試験合格を目指して
~薬ゼミで、変貌する医療の中で活躍する臨床能力を持つ薬剤師になろう~
学校法人医学アカデミー グループ 薬学ゼミナール 学長
木暮喜久子
令和6年度から「薬学教育モデル・コア・カリキュラム 令和4年度版(改訂コアカリ)」での教育が始まります。同時に改訂される医学・歯学教育コアカリと一部共通化され、共に社会のニーズに応える医療人を育成することとなりました。改訂コアカリへ新たに導入された「臨床薬学」では、薬物治療の個別最適化を学び、さらに「薬物治療の実践的能力」を修得することを目指します。令和5年12月には、改訂コアカリに対応する「臨床における実務実習に関するガイドライン」も発表されました。これまでは「代表的な8疾患」を学習してほしいとされていましたが、疾患を増やし「医療の現状に即した薬剤師として学修する必要があると思われる代表的な疾患」を学修することになります。
第110回薬剤師国家試験(国試)は、臨床能力や医療現場での問題解決能力を問う問題に加え「薬物治療の個別最適化」に関する問題が今まで以上に多く出題されます。症例提示問題や処方箋提示問題、検査値が記載された問題等をしっかり学修する必要があります。また、実務実習で学んだ代表的疾患に関する問題や臨床との関連を問う基礎科目の問題、複数科目をまたいだ問題が多くなるでしょう。
国試合格には既出問題を解くことが大切です。丸暗記ではなく、周辺知識を含め理解する勉強が必要です。そして「考える力」や「応用力」を養いましょう。薬ゼミは、47年目を迎えました。蓄積した膨大で確実なデータと経験を詰め込んだ「薬ゼミAI」なども用い、一人ひとりを合格に導く「薬ゼミカリキュラム」で皆さんの合格を確実なものにします。
また、国試受験生の95%以上にご利用いただいている国試対策参考書「青本」は、臨床現場の状況にあわせて改訂し、より使いやすい本になっています。実務巻には「薬物治療の個別最適化」の問題や解き方も載せています。LINEとの連動、各科目や臨床とのリンク、ワンポイント動画などでより学修しやすくなっています。
さらに、毎回1万人以上の国試受験生が挑む全国統一模擬試験も利用して合格を掴んでください。
薬ゼミでは150人を超える「学生思い」の熱意溢れる講師陣が、薬剤師を目指す皆さんを多彩なコースで、第110回国試合格に向けてサポートして参ります。