薬ゼミファーマブック

表紙

薬の選び方を学び 実践する OTC薬入門

セルフメディケーションの実践、OTC薬の知識の獲得のために!
OTC薬を販売するにあたって必要な基礎知識をわかりやすくまとめました。PART1では、OTC薬に関する全般的な内容を紹介しました。PART2では、OTC薬を薬効別に18の分類に分け、それぞれ詳述しました。
2010年2月発行
監修=富士見台調剤薬局/東京理科大学薬学部 教授 上村 直樹
エムズ薬局/東京理科大学薬学部 教授 鹿村 恵明
発行=株式会社薬ゼミ情報教育センター
A5判 約158頁 2色刷
定価1,890円(本体1,800円)
ISBN978-4-904517-13-0

目次

PART1 OTC薬の基本

OTC薬とは
対面販売
OTC薬の正しい飲み方
剤形
OTC薬販売時の注意

PART2 薬効別OTC薬

解熱鎮痛薬
 Column OTC薬パッケージへの表示
総合感冒薬
鎮咳去痰薬
鼻炎用薬
 Column リスク分類による商品陳列
胃腸薬
整腸・止瀉薬
 Column OTC薬の情報検索
便秘薬
痔用薬
 Column ハーブの効用
泌尿器用薬
 Column アロマの効用
点眼薬
皮膚病薬
外用消炎鎮痛薬
ビタミン・ミネラル・滋養強壮薬
 Column POP広告①
口内炎治療薬
 Column POP広告②
乗り物酔い予防薬
睡眠改善薬
漢方薬
その他①(ニコチン薬)
その他②(発毛薬)

監修のことば

 最近の薬局は医薬分業の推進により調剤ばかりに主眼が置かれ、薬局の重要な役割であるOTC薬の販売が追いついていません。しかし国民のセルフメディケーションへの関心の高まりや、薬事法の改正(平成21年)によりOTC薬が見直されつつあります。OTC薬のリスク分類や登録販売者の登場などは、今後のOTC薬の役割への期待が込められた動きといえます。その1つとしてセルフメディケーションによる軽医療は保険医療費の軽減につながるだけでなく、医師不足や医療機関の外来混雑の解消にも役立つこととなります。そのような時代のニーズに応えるべく執筆したのが本書です。OTC薬販売時の相談や情報提供に必ず役に立つものと確信しております。また、大学においても、OTC薬についての教育に役立てていただければ幸いです。本書によりOTC薬の適正使用と適切な受診勧奨が行われ、国民の健康維持に貢献できることを期待しております。

平成22年1月
富士見台調剤薬局/東京理科大学薬学部 教授
上村直樹

監修のことば

 国民のセルフメディケーションへの関心が高まるなか、薬局薬剤師、登録販売者に対する期待もますます広がってくることでしょう。このような環境のなか、OTC薬の販売に関するたくさんの書籍が出版されています。しかしながら、それらのほとんどが辞書のような分厚く、薬局の店頭でちょっと確認するには使いにくい書籍ばかりです。そこで、本書の基本コンセプトを「簡単、軽い、安い!」とし、ハンディータイプの安価な書籍としました。
 また、学術的には優れていても、実践できるような内容でなければ現場で使える書籍とはいえません。そこで、本書では実際に薬局の店頭でOTC薬を販売している現場の薬剤師の方々に執筆を依頼しました。したがって、ベテランの薬局薬剤師の経験が集約された内容になっています。そして、何といっても本書の最大の特徴は、「PART2 薬効別OTC薬」の「イメージマップ」です。どのような流れでOTC薬を選んでいけばよいのか、イメージマップを手がかりに頭の中で想像できるようになっています。たとえ新人であっても本書を活用しながら経験を積んでいけば、自然と商品選択の流れをイメージできるようになることでしょう。本書を活用することにより、新人の薬剤師、登録販売者の方が、1日でも早く店頭で自信をもって顧客からの相談を受けることができるようになることを期待しております。

平成22年1月
エムズ薬局/東京理科大学薬学部 教授
鹿村 恵明