VOICE 011 光増雄太
高校時代から苦手だった科目 “物理”の講師へ
1年後無事に合格し、自分を合格へ導いてくれた薬ゼミで働きたいと思い入職しましたが、担当科目はまさかの高校時代から苦手だった物理。正直、どうしようという不安な気持ちでいっぱいでした。
それでもゼロから勉強をはじめると次第にわかっていき、わかればわかるほどおもしろくなっていきました。
講義ではわかりやすいことはもちろんですが、点数や他の科目にもしっかり繋がることも意識しています。物理ができるようになると、薬剤や実務など医療科目の理解につながっていきます。講義後に「物理が好きになった」と言われるのはすごく嬉しいですね。苦手な人が多いからこそやりがいにも繋がり、今では物理の担当になってよかったと思っています。
弱みを“強み”に変える
講師になって最初の頃、講義準備時間は他の講師よりもすごく長く、大変なこともたくさんありました。そんな時何よりも心強く、励みになったのは、科目チームの先輩や広島教室のメンバーそして一緒に研修を受けていた同期のみんなでした。
優しく悩みを聞いてくれる人、厳しく指導をしてくれる人、いろんな人がいますが、尊敬できる人ばかりですね。
自分もそんな風になりたい――それが日々の原動力にもなっています。そして学生さんの「ありがとう」は、仕事を頑張れるエネルギー源ですね。その2つは今でも変わりません。
成績がよくないから講師にはなれないと思っている人が、学生さんの中にはいるかもしれません。学生さんのできない、わからないといった気持ちは、勉強が苦手な人ほどわかります。むしろそれは、誰にも負けない大きな“強み”だと思います。
講師職に少しでも興味のある方は、ぜひ声をかけてください!
不安もあるかもしれませんが、薬ゼミは研修がしっかりしているので、成績がよくなくても人前で話すのが苦手でも「できるまでしっかり」サポートしてくれます。
今、自分の中で“弱み”だと思っていることを“強み”に変えて、道をひらいて欲しいと思います。
プロフィール
光増 雄太 みつます ゆうた
薬学ゼミナール オンデマンド教室
経歴
2015年 広島国際大学 卒業
2016年 入職
休日の過ごし方・趣味
家族で過ごす時間が多く、妻と娘と散歩に行く時間を楽しんでいます。また、定期的にゴルフのコースをまわり、日々、課題を残して帰っております。
今後のビジョン
「物理が好きになりました」。そう言われることがとても嬉しいです。これからもより多くの学生に言ってもらえるよう、講義をしていきたいです。物理を好きになり、国家試験に合格する、その力になれることが今後の私の目標です。
メッセージ
働く上で周囲の環境はとても大切です。薬ゼミには優しく悩みを聞いてくれる人、厳しく指導してくれる人、いろんな人がいますが尊敬できる人ばかりです。
私はそんな職場で働けることに感謝しています。これを読んだ皆さんが、自分に合った職場に出会えますように。
*本記事は、YAKUZEMI+ No.49(2020 SPRING)に掲載しました