VOICE 007 宮島彩

かつての私が同じなのでその苦しみや痛みがわかるんです 宮島彩

大泣きする私を励ましてくれた人たち


私は薬ゼミ生でした。国試への最初のチャレンジが失敗して、お茶の水教室の1年コースに入校しました。講義がすごくわかりやすかったですね。あと講師の皆さんは仲がよくて、すごく楽しそうだなぁという印象がありました。やる気がなくなってしまったり、頑張っても成績が伸びないなどで悩んで心が折れそうになったりしてしまった時、助けてくれたのが薬ゼミの講師の方々でした。話を親身になって聞いてくれて、大泣きする私を励ましてくれました。そんな経験から「私も後輩たちを助けられたら」という思いで、講師という道を意識するようになりました。ただ性格的に自分が講師に向いているとは思えませんでした。人前に出るのは苦手ですし、塾講師や家庭教師のアルバイト経験もなかったので、教えるということに関してもまったく自信がありませんでした。
本当に講師になっていいのか、第一なれるのかどうか、すごく迷いました。

人前に出るのが苦手だった私は、今まで人前で話す機会は極力避けてきました。でもだからこそ今、逃げたら一生苦手なままかもしれない。思い切って挑戦してみようと決心しました。

苦手だったから、辛かったからこそわかること

無事国試に合格して、薬ゼミに講師として入職しましたが、実は学生時代に私が一番苦手としていた病態・薬物治療を担当することになったのです。でも苦手だったからこそ学生さんたちが悩む部分がわかることが多くあり、今となってはよかったと思います。病態・薬物治療が苦手だ、という学生さんが逆に「好き」となってくれる、これに勝る喜びはありません。

最近元気がないなぁ、メンタルがギリギリっぽいなぁという学生さんにはなるべく声をかけるようにしています。そうすると、やっぱり辛い思いをしていることが多くて、泣き出してしまう学生さんも結構いますね。かつての私がそうだったので、その苦しみや痛みがとてもわかるんです。

薬ゼミ生時代の私は、ただ話を聞いてもらうだけでも気持ちがすごく楽になりました。だから講師になった私も、自分がかつてそうしてもらっていたように寄り添って話を聞くようにしています。学生さんがその後元気になって笑顔を見せてくれるようになると、本当に嬉しいですね。

講師という仕事に少しでも興味がある人は、薬ゼミのお茶の水教室に来てください。私でよければいつでもお話させていただきます!

プロフィール

宮島 彩 みやじま あや
薬学ゼミナール 市ヶ谷教室

経歴
2015年 武蔵野大学 卒業
2016年 お茶の水教室 主任
2024年~ 現職

休日の過ごし方・趣味
家の近所を散歩することです。近くに大きな公園や買い物をできる施設があるので、休日も1日1回は外の空気を吸ってリフレッシュするようにしています。気分転換にもなるのでおススメです!

今後のビジョン
「学生さんに寄り添う」ことを1番に、今後も続けていきたいです。私の担当科目である病態・薬物治療を好きになってもらえるような講義を目指し、自信に繋げていただきたいです。また、教室としても全国で国家試験合格率1位を目指します!

メッセージ
私自身人前に出るのが苦手で、今まで人前で話すことを極力避けてきましたが、今では大勢の学生さんの前で楽しく講義が実施できています。薬ゼミでは、たくさんの先輩方のフォローもあり、自分の可能性を見つけ・広げることができます。自分自身のスキルアップと共に、学生さんの国家試験合格への夢を一緒に叶えることができる、とてもやりがいのある素敵な職場です。講師という仕事に少しでも興味のある方は、ぜひ薬ゼミにご連絡ください!

*本記事は、YAKUZEMI+ No.45(2019 SPRING)に掲載されました。

VOICE 008 中村裕士

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