ごあいさつ

第106回薬剤師国家試験の合格は、フルカラーの「新青本」で掴む

木暮喜久子

~第106回は、改訂コアカリ・新薬剤師国家試験出題基準でのはじめての国家試験~

学校法人 医学アカデミー 薬学ゼミナール 学長
木暮喜久子

「薬剤師に求められる10の基本的な資質」に基づいた「改訂薬学教育モデル・コアカリキュラム(以下、改訂コアカリ)」による新たな6年制薬学教育が2015年4月から始まりました。2021年に実施される第106回薬剤師国家試験は、改訂コアカリで学修した学生が受験する初めての国家試験です。

2016年2月に、改訂コアカリに対応した「薬剤師国家試験のあり方に関する基本方針」が発表され、同年11月には第106回から適用される新たな「薬剤師国家試験出題基準」が策定されました。また、第101回からの合格基準は、一部が見直され相対基準になりました。第104回からは、薬剤師に医療人として高い倫理観と使命感が求められることから、倫理的に誤った内容、患者に対して重大な障害を与える危険性のある内容等の薬剤師として選択すべきでない「禁忌肢」が導入され、禁忌肢を一定以上選択した場合は不合格になることがあるとの改正がありました。

この間、薬学・薬剤師を取り巻く環境は大きく変化し、薬剤師の役割も「対物業務から対人業務」への変化が求められ、地域包括ケアシステムの実現に向けて、チーム医療の一員として他の医療職と一緒に患者や地域生活者に寄り添える、かかりつけ薬剤師・薬局や健康サポート薬局等が社会から求められています。薬剤師国家試験は、これらの医療環境で対応できる薬剤師になる資質があるかを見極める試験ですから、医療現場の実践的かつ臨床的な問題が多く出題されその傾向はより強くなっています。

2019年から、学生は薬局や病院での改訂コアカリに基づいた長期実務実習に参加し、臨床現場での的確な対応や問題解決能力を学んでいます。また薬局・病院で実際に体験してほしい代表的な8疾患(がん、高血圧、糖尿病、心疾患、脳血管障害、精神疾患、免疫・アレルギー疾患、感染症)が提示されています。代表的な8疾患は国家試験に多く出題されており第106回でも多くの出題が予想されます。

近年の薬剤師国家試験は、基礎系・医療系を問わず知識の丸暗記でなく、内容を理解することが大切で「考える力(思考力)」、「応用力」を必要とする問題が多く出題されており、既出問題だけの学習では合格基準を満たすことが難しくなっています。特に「実務」や「実践問題」を中心に臨床能力や実務実習の成果を意識した医療現場での実践力を問う問題が多く、問題解決能力や臨床能力をもつ6年制を卒業した薬剤師に対する期待を感じさせる出題になっており、第106回はそのような力を問う問題が多くなる傾向になると考えています。

薬学ゼミナールはこれらの状況を踏まえ、皆さんを合格に導くための新たな教育手法や分析手法、最新情報を用意しています。95%以上の薬学生にご利用いただいている参考書「青本」は、第106回薬剤師国家試験に対応したフルカラーの「新青本」になりました。3年の歳月をかけて検討し作成した新青本は、2分冊(青本と青問)の構成で、たくさんの問題を収載しています。また実践問題を解くために必要な実務と他科目のリンクや実務実習で経験した代表的な8疾患の動画等さまざまな工夫を盛り込んでいますので、是非活用のうえ合格を勝ち得てください。さらに、全大学で採用され、各回1万名以上の薬学生が受験する全国統一模擬試験は、第106回の出題傾向を予想した問題で皆さんの合格に向けての支えになると思います。

薬学ゼミナールの教室は、札幌から福岡まで全国で15教室、またご自宅が教室から遠方で通学できない方、在学生の方に対しても薬ゼミで学べるよう、チューターが的確な指導で学習をサポートする「オンライン教室」、低学年次の基礎科目や苦手科目の克服をお手伝いする「リメディアル・低学年教室」があります。各教室は、明るく清潔で学びやすい環境で、学生思いの熱い気持ちを持った150名以上の講師陣が合格へのサポートをしています。

薬剤師国家試験は、皆さんが薬学部に入学したときに思い描いた「人に寄り添う薬剤師になる」夢をかなえるためにはどうしても通らなければならない通過点です。

薬学ゼミナールは、全力で皆さんの夢、そして願いを叶えるお手伝いをします。