学長挨拶

第111回薬剤師国家試験の合格を目指して

木暮喜久子

~薬学ゼミナールで、医療の中で活躍する臨床能力をもった薬剤師になろう~

学校法人医学アカデミー グループ 薬学ゼミナール 学長
木暮喜久子

令和6年度から「薬学教育モデル・コア・カリキュラム 令和4年度改定版(改訂コアカリ)」での教育が始まり、医学・歯学と一部共通化され、共に社会のニーズに応える医療人を育成することとなりました。新たに導入された「臨床薬学」では、「薬物治療の個別最適化」を学び、「実践的な臨床能力」を修得することを目指します。また、「臨床における実務実習に関するガイドライン」に基づき、これまでの学修目標である代表的な8疾患から疾患数を増やし、「医療の現状に則した薬剤師として学修する必要があると思われる代表的な疾患」を学修することになります。

第111回薬剤師国家試験(国試)は医療現場での問題解決能力を問う問題に加え、「薬物治療の個別最適化」に関する症例問題の出題が今まで以上に多くなることが予想されます。また、臨床に繋がる基礎科目や実務実習で学んだ代表的な疾患に関する病態・薬物治療などの、複数科目をまたいだ問題が多くなるでしょう。

国試合格には過去8年分程度の既出問題を解くことが大切です。丸暗記ではなく、周辺知識を含めて理解し、「考える力」や「応用力」を養いましょう。

薬学ゼミナールは48年目を迎えました。蓄積した膨大なデータや経験を詰め込んだ「薬ゼミAI」なども用い、一人ひとりを合格に導く「独自のカリキュラム」で皆さんの合格を確実なものにします。

また、国試受験生の95%以上にご利用いただいている国試対策参考書「青本」は、臨床現場にあわせて改訂し、LINEとの連動、他科目や臨床とのリンク、ワンポイント動画などでより学修しやすい参考書になっています。実務の青本には「薬物治療の個別最適化」の問題や解き方も載せました。

さらに、毎回1万人以上の受験生が挑む全国統一模擬試験も利用して合格を掴んでください。

薬学ゼミナールの170人を超える「学生思い」の熱意溢れる講師陣が、薬剤師を目指す皆さんを国試合格に向けてサポートして参ります。