第7回日本薬学教育学会大会(リモート開催)で発表しました。
2022年8月20日(土)、21日(日)に日本薬学教育学会が開催されました。
北里大学で開催される予定でしたが、COVID-19の感染状況をふまえてリモートでの開催となりました。
oViceを使った交流スペースには、北里大学や北里柴三郎記念室、渋谷駅前のハチ公像も再現されていて、参加者が交流したり、YouTubeを視聴したりすることができました。
薬学ゼミナールは、2つの演題でポスター発表を行いました。
全国統一プレイスメントテストの成績分析から読む今後の教育手法の提案
~成績上位者と成績下位者で差がついた問題の考察~
薬学部に入学した学生が1年生の最初に受験する薬学ゼミナール全国統一プレイスメントテスト(数学、物理、化学、生物)について、成績分析を発表しました。
先生方からも有意義なアドバイスをいただくことができました。
低学年の時にベースとなる基礎科目をもっとしっかり勉強しておけば良かった! と思っているCBT前や国試前の薬学生も多いと思います。
薬ゼミの基礎教育支援室(旧 リメディアル・低学年教室)では、テストの分析を元に「入学前教育から低学年時の学修サポート」を実施しています。
基礎教育支援室の情報を詳しく確認したい方は、コチラ
キルギス共和国における薬剤師育成プロジェクト
~現役薬剤師継続研修について~
皆さんはもうご存じですが? 薬ゼミには国際事業部があり、キルギスでも薬学教育や卒後教育に関わる活動を行っています。
今回の発表では、JICA事業の活動内容より以下の2つの項目について発表しました。
(1)キルギス普及実証ビジネス化事業で実施した薬剤師向けNCDs研修(内容:脂質異常症および高尿酸血症)
(2)キルギス情報収集・確認調査で実施した医師・看護師・薬剤師向け院内対策能力強化およびAMR対策に関する研修
発表を聴いてくださった先生からも、日本の薬学教育に基づく海外での活動について、活躍を期待しています。という温かい応援をいただきました。
発表した演者(基礎教育支援室と国際事業部)と学長
【撮影時のみマスクを外しています】
薬学ゼミナールは今後も、国内および海外での医療教育支援を推進して参ります。