10月10日(日)「在宅栄養管理で深めておきたい知識 ~薬剤師が診ている視点とアセスメント~」薬剤師生涯学習講座を開催しました

10月10日(日)「在宅栄養管理で深めておきたい知識 ~薬剤師が診ている視点とアセスメント~」薬剤師生涯学習講座を開催しました

2023年10月10日(火)はZoomによるWEB生配信講座にて、株式会社佳林(カリン薬局)代表取締役 小林 篤史先生を講師に迎えた「在宅栄養管理で深めておきたい知識 ~薬剤師が診ている視点とアセスメント~」を開催しました。

当講座は高齢者の在宅医療における栄養管理の重要性から始まり、低栄養の方に対する栄養療法の考え方を教えていただきました。高齢になると骨折・転倒により介護が必要になる場合があります。骨折、転倒、寝たきりを予防するための栄養療法計画について、明日からすぐ実践できる手法をわかりやすく学ぶことができる講座となりました。

参加者の声

・勤務している薬局で実際に在宅患者を担当している薬剤師が私だけなので、在宅医療に関する知識を身につける必要があると常に感じていた。在宅患者への訪問時は、患者本人と直接接するパターンが少なく、ご家族へお薬を渡すだけになってしまっていることも多くある。その短時間のコミュニケーションの中でも栄養状態に変化はないかなど聞き取りができれば、今後のアセスメントに活かすことができるのではないかと思う。
今回の講座は、在宅患者だけでなく外来の高齢患者への投薬でも活かせる知識が多くあると感じたため、積極的に取り入れていきたい。

・低栄養状態だと1年後また、その先の寿命も減ってきてしまうので、適切な食事量を摂取することが大事であると改めて思いました。必要量の求め方も講義に入っていたので、活用していきたいと思います。

・現状在宅医療の経験は多くないですが、患者さんの治療に貢献するには薬のことだけではなく栄養面のケアも大切であると考えています。一つずつ知識をつけて頑張っていきたいと改めて感じることが出来ました。

・栄養指導は、自分の課題の一つです。自分自身の体重測定をして消費カロリーや必要タンパク量や必要脂質量を計算して把握する習慣をつけ、患者さんの栄養指導につなげたいと思いました。

・栄養についてはあまり深く勉強していなかったので、新たな知識も増えて有意義な時間になりました。今は訪問介護に携わっていないですが、需要は今後どんどん増えていくと思います。薬のことだけではなく食事や栄養の知識もしっかりつけて、患者さまにとって最適な情報をお伝えできるようになりたいと思いました。

薬学ゼミナール生涯学習センターでは、これからも薬剤師の方のためになる内容を企画開催していきます。

ご参加をお待ちしております。

一般社団法人薬学ゼミナール生涯学習センター 事務局
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